世界遺産 万里の長城への旅

中国で暮らすなら、
一回は行っておかないと!と思っていた場所の一つ。
は複数の見所があるそうだが、
今回は「司馬台長城」と「慕田峪長城」に行ってみた。
その様子を書き記しておこうと思う。

万里の長城とは?

中国の北部を東西に横断している世界最大の城跡跡。
秦の始皇帝が、北方騎馬民族の侵入を防ぐためにそれまでの壁を繋ぎ合わせたのが始まり。現在私たちが目にするものの多くは明代に築かれたもの。
全長は2万キロメートルを超え、1987年にはユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録。

司馬台長城

ここには天津という街に住む友達のおすすめで
車で連れて行ってもらった。

彼女のお家から車で片道4時間弱
日帰り旅としてはかなりハードだったが
中国国土の大きさを改めて感じた経験だった。

アクセス

司馬台長城へ入るには
古北水镇」という古い街並みや運河が再現された観光スポットを通り抜ける必要がある。

古北水镇の入口

司馬台長城へと登る方法としては、以下の二つ。
・ロープウェイ(日中と夜)
・歩き

私たちは、到着が夕方になってしまったので
夜のチケットを購入した。

ロープウェイ乗り場

もちろん、古北水镇を歩いている間も
城壁が見えることもあったが、
だんだん近付いていく時間は興奮そのものだった。

ロープウェイからの景色

長城への道

地図を確認して、
9楼→10楼→8楼→7楼→6楼
の順番で歩いて回ることにした。

ロープウェイを降りてから9楼までの階段は
意外と辛かった。。

長城からの景色

到着。。!

思った以上に壁が低くて
結構危険…

少し曇ってたのが残念だったけど、
これはこれでとても素敵だった。

到着したのが18:30頃。
だんだん日が落ちて、光が灯されていく過程も堪能。
同じ場所に1時間半くらい座って景色を楽しんだ。

(おまけ)夜の古北水镇

中国の観光地に行く度に
ドローン技術が駆使されていて
驚くばかり。

慕田峪長城

司馬台長城に訪問した2日後、
夫と合流して訪れた。

夜の万里の長城は堪能したので
晴れの万里の長城を望めることを期待していた。

前日の北京の空はどんよりと曇っていて
数時間ごとに天気予報アプリと
睨めっこしていた私の心配をよそに、
当日は眩しすぎるほどの晴天だった。

アクセス

私たちは事前に
市内から往復のバスを予約していた。

前日にSMS宛に連絡があった
集合場所に向かって、
バスに乗り込んで出発。

中国語で案内される観光バスが多い中、
ユーモアを交えながら
英語で説明をしてくれるガイドさんには大感謝。

市内から、2時間弱で到着。

慕田峪長城入り口

楽しみ方

バスでガイドさんに説明してもらった回り方は2パターン
①リフトでアクセス
 →かなり急勾配だが、眺めが良い
②ロープウェイでアクセス
 →最後に急勾配が待っているが、
  比較的なだらかな道が続く

今日は天気がいいから、
元気な若者は①→②で回った方が良い!
とのことだったので、
ガイドさんのおすすめに従うことにした。

多くの人は②をゆっくり回る様子だった。

1時間くらい列に並んでリフトに乗車。
足下には目玉の一つの滑り台が!

帰りはこれに乗ろうね!とワクワクしていたが、
リフトを降りた先には長蛇の列。。
これは無理かも。。

でもそんなのは全く気にならないくらいの絶景!
一歩進むごとに写真を撮りたくなるほど。

遠くの景色ばかり見ていた私たちの
すぐ目の前に立ちはだかったのは
恐ろしいほど急な階段。
ガイドのおじちゃんの言う通り。

足元に注意しながら、
これを作り上げた力に感嘆しながら
どこまでも続くと錯覚される
広大な景色を思う存分楽しんだ。

リフト乗り場に引き返すと、
もちろん列は解消されておらず、
時間もそんなにないので、
登りと同じようにリフトを使用した。残念。

もうお昼時間で腹ペコだった私たちは
SUBWAYでサンドウィッチをtake out。
次の目的地に向かいます。

ロープウェイは空いていて並ばずに乗車できた。

到着です。
先ほどとは異なる活気に
ガイドのおじちゃんの言うことは全部正しいね〜と
笑いながら、歩き始めた。

Aの多さで観光地としてのレベルが分けられてる
何かの撮影場所だったはず。。

ずっとずっと同じ景色が続くが、
なぜだか、ずっとずっと感動が続いていた。

16時以降に30分ごとに
バスを出発させると
ガイドのおじちゃんから連絡が入り、

名残惜しい気持ちを抑えながら、
降ることにした。

まとめ

ここには、どちらに行った方が良い!
等を書くことが望ましいのだろうが、
私はどちらも心を掴まれた。

夜の長城も、晴天の長城も。

でも、時間が限られた中での訪問とするなら、
圧倒的に慕田峪長城の②ルートだと思う。

八達嶺長城がアクセスもよく人気とのことだが、
かなり混雑するとも聞いている。

少しアクセスに時間がかかるが、
慕田峪長城は景色も混雑具合も
私にとって最高だった。

もう行くことはないだろうが、
あの感動は忘れられない。

Naru.

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