中国人の友達に九寨溝に行くなら
黄龍も行ったほうが良いとおすすめされて
訪問することに。
いろんなハプニングを乗り越えつつ
短時間で楽しんできたのでご紹介します。
黄龍とは?
1992年にユネスコ世界自然遺産に登録された景勝地
最も有名なスポットは「五彩池」
カルスト地形によって作られた棚田状の池が連なっており
見る角度や季節によって様々な顔を見せる
予約争奪戦の中国旅
私たち夫婦の中国旅は
かなり前から計画を立てるものの
高鉄(新幹線)の予約が2週間前にしかできないため
具体的な行程は足の確保ができてから。
長期連休時はすぐに満席になるので
予約開始時間にスタンバイし、必死に確保。
事前に予約をバッチリして当日を迎えます。
・バス(九寨溝 8:30→黄龍11:00):55元/1人
・黄龍の入場券+ロープウェイ(上り):140元/人
・高鉄(黄龍九寨駅 18:12→成都東 20:39):141元/人
前夜の作戦会議
九寨溝を巡って心地よい疲労のもと
寝ようとしていた訪問前夜、
夫から、黄龍が3-4時間で回れそうかもと。
高鉄の予約は変更ができたので
少し早いものにしようかと調べてみると、
なんと、一つ前の列車が14:22発。
約4時間の空白の時間は何なのだ。。
かなりの観光地のはずなのに。
そうなると、2時間半で回らないと
間に合わない。。
かなり迷ったけれど、
3500m級の高所に行くため、
高山病も気になるので、
最終的にどうするかは当日に決めることに。
黄龍への移動
九寨溝から黄龍へはバスを使っての移動。
前日の22時にバスの停留所の案内の
ショートメッセージが送られてきていたので
泊まっていたホテルから一番近い停留所まで
移動します。
外はかなり寒く、近くのホテルの売店で
手袋を購入。2セットで20元(400円)。

道中(到着約30分前くらいかな)、
一回だけトイレ休憩があり、行ってみたところ、
初めましてのニーハオトイレ。
どうしても私には無理で、我慢することにしました笑
超特急 黄龍観光
バスに揺られて2時間半。
到着しました!

まずは
写真の左側、薄黄色の建物で、パスポートを提示し、
入場券+ロープウェイ(上り)のチケットを発券します。

この建物の左側に進むと
スーツケースを預けることができます。
無料でした!
ちなみにこの中のトイレは綺麗でした!笑
荷物も預けられて、トイレも済ませて
準備万端!観光開始です♪

まずは、シャトルバスに乗って
ロープウェイ乗り場に向かいます。

5分弱で到着し、
案内に沿って進みます。

チケットをかざし、乗り込みます。

本日もいい天気♪
5月でも雪山を見ることができました。

頂上には、5分強で到着。
高山病防止のため、呼吸を心掛けます。
そして、ここから五彩池に向かって
観光バスに乗る予定で
チケット売り場に行ったところ、
今日のチケットは完売とのこと。。(AM11:30)
私たちには時間がないのです!
と主張したい気持ちを抑え、
歩いて向かうことにします。
WeChatのミニプログラムからであれば
予約可能のようなので
事前予約をおすすめします!

こんな素敵な道を歩けるのなら、
チケットなくてよかったー!
と強がりでもなく、思えました。
ちなみに、気温は25度!
え!?
先ほど、購入した手袋の出番は
およそ1時間ほどでした。。
今度、黄山に行く予定なので
そこで使おうかな。

途中、このような酸素吸入ができる場所もあり。
改めて高所に来たのだなあと実感。

観光バスに乗ってる人たちと合流。
40分くらい歩きました。
お目当ての五彩池までもう少し!

約15分後…
到着しました!!!
この青と透明度。
周りの雪山を含めた景色に感動しました。
大陸ならではの自然の壮大さを
体全体で感じてきました。
みんな思い思いに撮影大会。
ドローンも飛んでた。。。いいのか。。?
ちょこっと強い気持ちを持って、
ベストスポットで写真を撮りました📷

さて、私たちの挑戦はここからです。
14:22発の高鉄に乗るためには、
遅くても13:30には登山口には戻りたい。
現在の時刻は12:30。
3500m級の山を1時間で降りることが
できるのか。。!
⚠️高山病はとっても危険です。
なってしまうと、本当に辛いとのこと。
自分の体調は自分がしっかり管理してね⚠️
さあ、スタートです!

整備された道だったので、歩き…走りやすかった!
速足と言いつつ、ほとんどジョグで駆け下ります。
AM12:45

駆け下りている最中も、
なんとも言えない不思議な景色を目の当たりにします。

木の生命力たるや。
PM13:05

黄龍の見どころの一つ。
黄龍一帯は、
石灰成分を含む水が何千年も流れることによって
石灰岩が堆積して形成されたもの。
金沙铺地は水が浅く広がって、
太陽の光を受けて、地面が金色に見えるのが特徴
とのこと。
残念ながら、水量もなく、金色には見えなかった。。
雪解けにはまだまだ時間がかかるのかな。
PM13:10

もうなんだか、ずっとすごい。。
走っていて(!)体もしんどいけど
視覚でずっと楽しませてくれる。

ミニ五彩池みたいな感じ。
登山口付近に位置していて、
登り始めてすぐの名所になっているため
迎宾池=おもてなしの池と名付けられているみたい。
と、いうことは!!
もうすぐ出口です!!!

出口です!!
PM13:25
階段が多かったので
位置エネルギーを利用して(?)
降りると少しだけ楽でした笑
でもまだ、気が抜けません。。
高鉄の駅まで行かなきゃなので
彼にはスーツケースをピックアップしてもらって
私はDiDiでタクシーを呼んで
PM13:35頃に乗り込みます。
アプリ上では、
1時間かかると表示されていて絶望しつつ、
中国ならではの、
法定速度とは?の運転に体を委ね、
祈ります。
恐らく、運転士さんも
高鉄の時間を把握してくれていたのか、
降ろしてくれた後に、
真っ直ぐ行けば着くから!間に合うよ!
と言ってくれて😭

到着しました。。!PM14:05。。!
荷物検査して、乗り込みました。
間に合った。。嬉
二人ともクタクタすぎて、
会話なしでした笑
結論!
黄龍は無理すれば
2時間半で観光できます!!!
でも、やっぱり
体調的にも不安だし、しんどかったし笑
せっかくの景勝地でもあるし、
ゆっくりできるならその方が良い。
⚠️高山病には本当に注意してくだい
対策は万全に!!⚠️
ドタバタだったけど、
見たかった景色も見ることができて
大好きな自然を思う存分堪能できて
幸せな時間でした🌱
Naru.
コメント