【労働節trip】九寨溝に魅せられて①

今回は初めての旅行記。

初の労働節は
帯同する前から気になっていた場所、
九寨溝をメインとして
黄龍、成都を旅してきました。

あの圧巻な景色を忘れたくない。
夫婦でわちゃわちゃと
ハプニングを乗り越えつつも楽しめた。

あの景色を見るために一度は訪れてほしい。
そして辛いものが食べられなくても
四川省を堪能できる。

この日記が
いつか誰かの役に立てばいいな。

 九寨溝ってなんだ。

九寨溝は
四川省最北部に位置する
アバチベット族チャン族自治州にある景勝地。

1992年にユネスコ世界自然遺産に登録され
いくつもの湖や滝、周りを囲む山々が
人々を魅了している。

青って何種類あるんだろう。
大好きな青と緑に溺れた。

友人談によると、
中国の方々にとっても
人生のうち一度は訪れたいと願う場所の一つらしい。

 移動 ✈︎

今回は飛行機と高鉄(新幹線みたいな乗り物)とバスを
使って訪れた。

簡単な流れはこんな感じ↓

✈️南京禄口国際空港→成都天府国際空港
🚄天府空港駅→成都東駅 30m
🚄成都東駅→黄龍九寨駅 1h45m
🚎黄龍九寨駅→ホテル付近 2h

1日移動にあて、次の日を九寨溝を楽しむこととした。

成都天府国際空港でパンダさんにお出迎えされました🐼

空港の表示に沿って進んでいき…
手荷物・身体検査を受けた後、乗車。

成都東駅には、パンダの帽子を被った団体旅行客さんが。
普段は、赤い帽子なことが多いかも。

成都東駅→黄龍九寨駅の車内にも可愛いパンダさんが。

到着です!
ホテル方面行きのバスは事前予約済みだったので
前日に受信したSMSの案内に沿ってバスを探します。
「黄牛に気をつけて」との記載があり、
なんだろうと調べてみたら「非公式に販売してお金儲けをしている人」とのことでした笑

様々な会社のバスが連なって出発します。
出発後30分弱で途中でトイレ&タバコ休憩笑
車内で大人しく待ってました。

どんどん標高が上がってきて、お供のお菓子がパンパン。
道中、たくさんのヤクが草を食べていました。

中国の旅行の中でなかなかな難易度の一つがバス。
運転士さんが、道中停まる場所を超高速中国語で伝えてくれます…全く聞き取れない…
地図を見つつ近付いたら降りようとしていました。

私たちが泊まるホテルより少し手前で停車していた際に
勇気を出して聞いてみると、
本来は通り過ぎるけど、降ろしてあげる!と!!

ありがたくお願いしました。
ホテルに着いたのは20時前でもこの明るさ。
移動距離を感じました。

 ホテル

今回は、「Holiday Inn Express」に宿泊。

ホテルのおすすめポイント

九寨溝の入り口まで徒歩約10分
・ツインルーム2泊(4/28-29)朝食付で20,000円
・共用の洗濯機・乾燥機が無料で使用可。
・近くにluckin coffeeとCHAGEE有り

シャワーの水量が弱かったのが少し不便だったけど、
こんな山奥で、不自由なく
食事もシャワーも睡眠もできてありがたかった。

 九寨溝ハイキング

ここから、写真と共に圧巻の景色をご紹介♪

8時にホテルを出発し、予定通り10分で到着。

入り口です。
こんなに列ができていましたが、約10分で入場。
事前に入場券+バスの予約をしていたのでパスポートで本人確認し、入場します。
入場ゲート横にいたスタッフさんに番号を入力してもらいましたが、スピードが神業でした。

入場後は来たバスに押し込まれます。椅子取りゲームなので体幹が重要です。

乗ったバスで「渃日朗旅游服务中心」まで行けると思っていたのに、「树正寨乘车点」でなぜか降ろされてみんなトボトボ歩き始めて絶望しました。。
目的地まで2時間弱かかるのに…

でもすっごく綺麗で、歩くだけで楽しい!
お客さんをたくさん乗せたバスが追い越していくのを見て定期的に絶望してました。

30分くらい歩くと犀牛海乘车点に到着。
案内人の方に聞いてみたら、原始森林に行きたいなら
次のバスに乗ってとのことだったので、乗車。
※中国語を話せなくても
 地図を見せながら聞いた方がいいです。。
 がんばれ。。。

乗車中、窓から見えた鏡池。
雪山が澄んだ水面に映って、美しかった。
後ほど近くで見たい。

到着です。

矢印に沿って進んでいきます。
原始森林はここ!と言った見どころはなかったのですが
お天気もよく、自然に囲まれてリフレッシュできました。

ここからお目当ての場所まで進んでいきます。
道の側には小川が流れ、鳥の鳴き声が聞こえたり、

珍しい植物を見つけたり。
ゆっくりハイキングを楽しめます。

草海

草海:
海抜2,910m、長さ540m、幅4-20m、深さ2-4mの湖。
表面のほとんどが草に覆われていて、その様子から名付けられた。

天鵝海

天鵝海:
海抜2,905m、長さ720m、幅50-100m、深さ2-6mの湖。
白鳥がよく現れていたため、「天鵝海」と名付けられた。

箭竹海

箭竹海:
湖の周りに箭竹という竹の一種が群生していることから名付けられた。箭竹はパンダの好物

熊猫海

熊猫(パンダ)海:
野生のジャイアントパンダが周辺で水を飲んでいたという伝説に基づいて名付けられた。

五花海

五花海:
湖底の石灰華、藻類、水草、枯れ木が太陽光に照らされ、水面に青空や白雲が映り込み、様々な色彩を見せる。

お目当ては、箭竹海、熊猫海、五花海でしたが、
コバルトブルー、ターコイズブルー、透明度の高い青
と同じ青でも、異なる顔を見せてもらえた。

一番のお気に入りは五花海
湖を一周回れるため、いろんな角度から楽しめる。
魅力ポイントは透明度の高さ。

この写真全てが五花海で撮影したもの。
空腹で倒れそうだったが、視覚からの刺激に
心が満たされていた。

続いて鏡池に行こうと思っていたが
空腹と疲労で朦朧としたので
後ろ髪を引かれつつ
一旦、昼食を取ることにした。

渃日朗旅游服务中心まで戻ったら
レストランが沢山あるとのことだったので、
見て回ると、バイキング形式のところばかりで、
「C地区」だったら単品で注文できることが分かり、
ここで食事を取ることに。

番茄蛋炒を注文。
見ての通り、トマトとたまご炒め。
中国に来てからよく食べるようになったけど、
とっても美味しい。
彼は担々麺を注文。
辛いものが苦手な私たちでも美味しくいただきました。

ご飯を食べて
さあ、次の目的地へ…!
と思っていたら、こちら。

こちらに行く予定でした。笑
ここの方がいろんジャンルを楽しめると思うので
みなさんはお腹が空いてても少し踏ん張って
歩みを止めないでください。。

そして、最終目的地に到着。

长海

长海:
九寨溝で最大で最深。
湖の形が細長く、海のように広く見えることから名付けられた。

標高が3000mを超えているため、
高山病も怖かったので
呼吸を意識して、歩きました。

五彩池

思ってたより水量が少なくてびっくり。
ここから夏に向けて雪が溶けて増えていくのかな。

五彩池を最後に、帰路につきました。

記念に、九寨溝のマグネットをゲット。

 九寨溝でのディナー

ヤク肉が名物とのことで、
今夜は米玛・Mimaでヤク肉鍋を注文。
美団というアプリを使うと少しお得に注文できました。

スープの種類は、
辛いものが食べられないと伝えると
きのこスープにしてもらいました。

初のヤク肉だったので、
恐る恐る口に運んだけど、
あっさりしていて美味しかった。
きのこスープもごまだれも最高だった。

九寨溝に行ったら、本当に食べていただきたい。。!

 まとめ

ホテル着くと、ホテル前の壁にこんなものが…
この地図を出発前に知れていたら、
もっと気持ちが楽にハイキングできたかもしれない…

私たちの行程はこんな感じです。

景区入口
 ↓バス🚌
树正寨P
 ↓徒歩🚶‍♀️
犀牛海P
 ↓バス🚌
原始森林
 ↓徒歩🚶‍♀️
草海
 ↓徒歩🚶‍♀️
天鵝海
 ↓バス🚌
箭竹海
 ↓徒歩🚶‍♀️
熊猫海
 ↓徒歩🚶‍♀️
五花海
 ↓バス🚌
中心P
 ↓バス🚌
长海
 ↓徒歩🚶‍♀️
五彩池
 ↓バス🚌
景区入口

五感をフルに楽しませてもらえた九寨溝。
幸せな時間でした。

 ひとことメモ

ここからは少し気付いたことをメモしておきます。

◆服装について

私たちは4/29に九寨溝を訪れましたが、
朝晩や標高差による気温差が激しかったです。

長袖シャツ
ウルトラライトダウンのベスト
薄手の上着
撥水性のある上着
ジーンズ

このような服装で過ごしました。
朝は一桁代、日中は20度近くまで上がっていたので
脱ぎ着しやすい服装が良いかと思います。

また、日差しもかなり強かったので
サングラスがあるとより良いと思います◎

◆回り方

「まとめ」の部分に記載した通りですが、
ハイキングが大好きで割と体力もある二人の回り方です。

バスはひっきりなしに来るので
うまく利用して歩く距離を調整するのがおすすめ。

「バスに乗って、見て、バスに乗って」
で回っている人も多い印象でした。

私たちの唯一の後悔が鏡池に行けなかったこと。
最後に回そうとしたものの、
五花海→中心Pのバスの中で見た池は
朝とは全く違っていて。。

太陽の当たり方にもよるのかも知れないですが、
この時期に行かれる方で鏡池を見たい方は
朝方が良いと思います!

朝にバスの中から見た鏡池は本当に素敵だった。

◆高山ドリンク効果はいかほどか。

3000m級の高地に行くのが初めてだったので
高山病になってしまうのではないかと心配でした。

色々調べていく中で
高山病対策ドリンクがあることを知り、
試してみました。

成都から九寨溝に向かう前に半分を飲み、
寝る前にも半分飲み、
朝も半分飲んで挑んでみました。

あとは、
成都→九寨溝のバスに乗った際から
酸素をしっかり体に取り入れるよう
呼吸を意識してするようにしていました。

私は、一日を通して元気に過ごせ、
彼は、少し頭痛を感じることもあったようですが、
比較的元気に過ごせていたようです。

次の日に更に高地の黄龍に行きましたが
前日入りして、九寨溝で一晩過ごせたのも
体が慣れて良かったのかなとも思っています。

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